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大昔、男性作家数名の対談集みたいなのに載ってた話です。
かなり失礼な下ネタなんですが、覚えてる範囲で。

えーと、戦前の話なのかな。
語り手(年配の男性作家さん)の友人の話題でした。
友人が中国で暮らすことになって、
その土地のすごい有力者に世話になった、と。
有力者は友人のことを気に入って、
女性まで世話してくれたそうです。

当時の中国纏足が女性のステイタスだったそうで、
有力者の世話してくれた女性も、纏足。

そういう女性には初夜にも作法があるそうでして、
まず、何はさておき、纏足を解かなくてはいけない。
いきなりコトに及ぶなんて、とんでもない。

友人もそこはわきまえて、纏足を解こうとしたそうです。
しかし、纏足ってのは足を壊して布でくるんでるわけで、
その文化に慣れた方でなくては、ぐ、ぐろい。
しかも、香を焚き染めてるとはいえ、布でずっと覆ってる足。
更に、膏薬だかなんだかわかんない物体で固められてる。
それを、指の一本一本まで清めなくてはいけない。

友人は必死に纏足を解いて足を清めて、
あああやっと終わった!!!と心の底から安堵して、
ふと顔をあげたら、・・足って二本あるんだった・・・。

・・・・・という笑い話でございました。
かなり失礼な話なんだけど、
それが初夜という状況で行われることを考えたら、
どうにも笑えてしまえるというですね。

で、私がこの話を思い出したのは。
息子のズボンのすそ上げをしてたからなんですねー。
やっとのことでまつり縫い終わらせて、
ふと顔をあげたら・・もう片足残ってた・・・(>_<)

ああああう。






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