サウンド・オブ・ミュージック。

私が子どもの頃は、何かって言うとＴＶでこれを放送してたなー、と。
これと「ウェスト・サイド物語」。
盆と正月にはこの２つ。

先日から引き続き、背景が第２次大戦時代です。
こないだ見た「独裁者」がオーストリア侵攻を狙うヒトラーのパロ、
これは侵攻されたオーストリアが舞台。
そういうとこを説明したくて借りたのに、
息子、開始十分で熟睡しやがりましたよ(-"-)
翌朝「どこまで覚えてるの？」と聞くと、
「えーと、歌う女の人が教会みたいなとこで遅刻した」
・・・トラップ家に着いてもいねぇ(-"-)

私もこれを見るのは子どものころ以来ですが、
ひょっとして、私の男性の好みの原点はトラップ大佐かもしれまへん。
ああ好みだ好みだ。
効率もとめるくせにさびしんぼで、皮肉屋で、ユーモアがあって、
声が良くて知的な風貌で頭と思い切りがいいの。
ちょっと女好きなくせに好きになったら一途なのもいい。

ぐぐってみたら、大佐役のクリストファー・プラマーさんは現在８２歳。
「12モンキーズ」「Ｄｒ．パルナサスの鏡」、
「ドラゴン・タトゥーの女」にもご出演されてらっしゃいます。
・・・ひょえー、全然知らなかった。
「Ｄｒ．パルナサス」なんてついこないだＤＶＤ見たのに。

あと、もっとびっくりしたのが、ですね。
映画ではなく史実のトラップ一家のですね、
長男ルーペルトさんは、リコーダーの教則本書いてました(@_@)。
また、トラップ一家が亡命先のアメリカで演奏したことが、
アメリカでのリコーダーの評価につながった、という記事も。
日本に教育楽器としてリコーダーを広めたのはアメリカですから、
この一家がアメリカに広めなかったら、
私がリコーダーに親しむことはなかったのかも。

・・・男性の好みから趣味まで、お世話になりましたm(__)m

動画は、実際のトラップ一家の演奏です。