花見て一杯。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「気持ちにそぐう言葉たち」金田一秀穂
図書館で借りてきた本の中の一冊。
金田一先生は某クイズ番組でしか知らなかったんだけど、
この本を読むと、眠り猫のようなほっこりまったりした文章がたまりません。
この本は、日本語の擬音語、擬態語についてのエッセイ集。
「うとうと うつらうつら うっとり」
「のびのび のんびり」
「しとしと しっとり」
と、まるで詩のような美しい言葉が並んでいる。
その中の「煌々 凛々」というページ。
「秋の名月は有名だけれども、私は冬の月が好きだ」で始まる項目。
秋の月が人に見られ慣れすぎて、わざとらしい艶さえも身につけているのに比べ、
冬の月は見られることを意識していない。
「冴え冴えと、煌々と光る。硬く引き締まった光。」と続く。
この部分を読んだとき、ああ、やっぱり王子は月だなぁと思ってしまった。
人に見せるためのわざとらしい媚や艶だってもちろんある。
どう見せればウケるかだって知っている。
だけれども、硬く引き締まって煌々と光る無愛想な月でもあるんだ。
更にこの本では、「煌々」が本来中国語であることを説明し、
中国語では「煌々」がどういう音で発音されるのか、に続く。
「ふぁんふぁん」、なんだって。
金田一先生も「煌々は冬の月、ふぁんふぁんは春の月」と書いてるけど、確かに。
バラエティでは秋の月、サキヨミや舞台では冬の月、
きっとおばあちゃんの前では春の月であろうなぁ。
・・なんて思ってしまったのですことよ。
本を読んでいても王子しか連想しない私、重症。
PR
「鋼の錬金術師」
新刊をコンビニでようやくGET♪
しっかし面白いなーこれ。
錬金術、ホムンクルス、賢者の石、こういうお馴染みの言葉から、
ここまですごい世界を構築してしまうとは。
マンガ家さんって、それこそ錬金術師だ。
それをたった数百円で買ってしまうなんて、
等価交換じゃないような気がするほど。
世界を構築するのがSFまたはファンタジーだとワタシは思うのだけど、
いまどき山のようにあるファンタジー本の中で、
これほどまったく新しい世界を構築してる本は少ない。
・・言っちゃなんですが、ハリ○タもダレンシ○ンも、
こちらのマンガに比べれば二流のような気がするのですよ私。
何巻だったかの扉の言葉で、
先輩の漫画家さんに、
「フィクションだからこそ、現実では救いようのない話にも救いをつけてあげられる」
って言われて、
「漫画家魂が引き締まるような気がした」
って書いてるのがとても好き。
自分の中の混沌を吐き出すのではなく、
エンターテイメントを見せてくれる、創造主の皆様。
いつも本当にお世話になっています。
・・あ、そうか。
ワタシ、王子のそういう姿勢も好きなんだ。
新刊をコンビニでようやくGET♪
しっかし面白いなーこれ。
錬金術、ホムンクルス、賢者の石、こういうお馴染みの言葉から、
ここまですごい世界を構築してしまうとは。
マンガ家さんって、それこそ錬金術師だ。
それをたった数百円で買ってしまうなんて、
等価交換じゃないような気がするほど。
世界を構築するのがSFまたはファンタジーだとワタシは思うのだけど、
いまどき山のようにあるファンタジー本の中で、
これほどまったく新しい世界を構築してる本は少ない。
・・言っちゃなんですが、ハリ○タもダレンシ○ンも、
こちらのマンガに比べれば二流のような気がするのですよ私。
何巻だったかの扉の言葉で、
先輩の漫画家さんに、
「フィクションだからこそ、現実では救いようのない話にも救いをつけてあげられる」
って言われて、
「漫画家魂が引き締まるような気がした」
って書いてるのがとても好き。
自分の中の混沌を吐き出すのではなく、
エンターテイメントを見せてくれる、創造主の皆様。
いつも本当にお世話になっています。
・・あ、そうか。
ワタシ、王子のそういう姿勢も好きなんだ。
「京極夏彦 対談集 妖怪大談義」京極夏彦
15人の相手との妖怪対談集。
1人目は水木先生。
しかし、1997年。10年も前かぁ(笑)
まだまだ流し読みなんだけど、
京極さんは「システムの崩壊」という言葉をよく言っている。
宗教なり、家族なり、村なりといったシステムが崩壊したことで、
共同の謎、また贖罪や救済システムも崩れたって。
「絡新婦の理」ではシステム自体がはらむ矛盾もきちんと描かれているし、
京極さんが無条件にシステムの崩壊を嘆いてるわけではないんだけど、
・・・私は基本的にシステム崩壊に賛成かも。
どんなシステムでも、絶対に弱者を作り出すから。
共同体の中の、最下層にされてしまった人の救済策は絶対に必要で、
それが必要だと認識できるのが近代だと思うのよ。
今はシステム崩壊っても城壁を外に広げただけで、
単に、現在の自分が弱者のクジをひかなかっただけだろうけど。
でも、自分を弱者にしないための戦いは常に必要だ。
そのためなら、システムは壊れてもいい。
・・・本を読んで考えて、顔を上げると外は桜吹雪。
これって最高に幸せだなぁ。
そういえば去年の春は、
王子がJUNONで勧めてた「憲法九条を世界遺産に」を読んで、
やっぱり顔を上げたら桜吹雪だったっけ。
15人の相手との妖怪対談集。
1人目は水木先生。
しかし、1997年。10年も前かぁ(笑)
まだまだ流し読みなんだけど、
京極さんは「システムの崩壊」という言葉をよく言っている。
宗教なり、家族なり、村なりといったシステムが崩壊したことで、
共同の謎、また贖罪や救済システムも崩れたって。
「絡新婦の理」ではシステム自体がはらむ矛盾もきちんと描かれているし、
京極さんが無条件にシステムの崩壊を嘆いてるわけではないんだけど、
・・・私は基本的にシステム崩壊に賛成かも。
どんなシステムでも、絶対に弱者を作り出すから。
共同体の中の、最下層にされてしまった人の救済策は絶対に必要で、
それが必要だと認識できるのが近代だと思うのよ。
今はシステム崩壊っても城壁を外に広げただけで、
単に、現在の自分が弱者のクジをひかなかっただけだろうけど。
でも、自分を弱者にしないための戦いは常に必要だ。
そのためなら、システムは壊れてもいい。
・・・本を読んで考えて、顔を上げると外は桜吹雪。
これって最高に幸せだなぁ。
そういえば去年の春は、
王子がJUNONで勧めてた「憲法九条を世界遺産に」を読んで、
やっぱり顔を上げたら桜吹雪だったっけ。
