花見て一杯。
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「誰か」(宮部みゆき)
「小暮写真館」(宮部みゆき)
最近はとんとご無沙汰してた宮部みゆきさん。
時代物が少々苦手だったのもあるけども、
この人の厳しさもちょっと重く感じられたりもしたのでした。
誰もが持つような小さな悪意がどんどん持つ人を追いつめてゆく、
非常に自分にあまーいワタクシには、少々耳が痛かったわけです。
先月、鹿児島からの帰路に読む本がなく、
仕方なくキヨスクで買ったのが「誰か」。
・・で、やはり面白いんですよこれが。ほんっとに面白いんですよ。
続きの「名もなき毒」も読みたくなって本屋さん行って、
だけどちょっと前の本だからもう置いてなくて、
代わりに買ったのが「小暮写真館」。
あー。面白いなほんとに。
主人公友人のお父さん「物体X」、
それが何に見えるかって話が、そう来るか。
ああ、そう言われちゃったら、もう諦めるしかないもんなあ。
宮部みゆき論等をきちんと読んだことがないので主観で失礼しますが、
この方の本でいつも心に残るのが、毒のある親、兄弟、親戚。
絆が柵になり、束縛になり、とげになり、毒になり、
関係がどんどんいびつになっていって、それでも日々を過ごしてゆく、
それを「日常」と受け取るか「恐怖」と受け取るか、
その判断をゆだねられてるのがまた怖い。
だけど、「小暮写真館」では、非常にスッキリしたのでした。
そういうのもアリだよね。
さてー。
これを機に宮部世界にもう一度入ろうかしら。
「名もなき毒」も読みたいし、「模倣犯」も読み返したい。
・・・だけど。
体力要るんだよね・・。
「小暮写真館」(宮部みゆき)
最近はとんとご無沙汰してた宮部みゆきさん。
時代物が少々苦手だったのもあるけども、
この人の厳しさもちょっと重く感じられたりもしたのでした。
誰もが持つような小さな悪意がどんどん持つ人を追いつめてゆく、
非常に自分にあまーいワタクシには、少々耳が痛かったわけです。
先月、鹿児島からの帰路に読む本がなく、
仕方なくキヨスクで買ったのが「誰か」。
・・で、やはり面白いんですよこれが。ほんっとに面白いんですよ。
続きの「名もなき毒」も読みたくなって本屋さん行って、
だけどちょっと前の本だからもう置いてなくて、
代わりに買ったのが「小暮写真館」。
あー。面白いなほんとに。
主人公友人のお父さん「物体X」、
それが何に見えるかって話が、そう来るか。
ああ、そう言われちゃったら、もう諦めるしかないもんなあ。
宮部みゆき論等をきちんと読んだことがないので主観で失礼しますが、
この方の本でいつも心に残るのが、毒のある親、兄弟、親戚。
絆が柵になり、束縛になり、とげになり、毒になり、
関係がどんどんいびつになっていって、それでも日々を過ごしてゆく、
それを「日常」と受け取るか「恐怖」と受け取るか、
その判断をゆだねられてるのがまた怖い。
だけど、「小暮写真館」では、非常にスッキリしたのでした。
そういうのもアリだよね。
さてー。
これを機に宮部世界にもう一度入ろうかしら。
「名もなき毒」も読みたいし、「模倣犯」も読み返したい。
・・・だけど。
体力要るんだよね・・。
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