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下にもちょこっと書いたんだけど、23日から息子が入院します。
・・と言っても病気や怪我ではなく、食物アレルギーの治療のため。
減感作療法と言って、わざとアレルゲン物質を摂取させて、
言うなれば体を慣らすという療法。

去年までは関東でしかやってなかったんだけど、
今年の夏から仙台でもやるようになったらしいの。

息子は小麦が一番ひどいので、小麦の減感作を行います。
うどんを持ち込んで、どこまで食べさせたら症状が出るか、1ミリずつ調べるの。
で、ここまでは大丈夫、の量のわざと少し多い量を、毎日食べさせるという・・・
・・うう、病院でやるんじゃなければ殺人だよーみたいな方法。
これで絶対治るというわけではなく。
うどん1人前が食べられるようになる確率は6割だって。

しかも退院した後も、毎日安全量を食べさせなければいけないの。
安全量とは言っても、その日の体調やなんかで、
いつもは大丈夫なのに症状を起す、そういう可能性はものすごく増えちゃう。

でも、この療法を行えば、ほぼ確実に摂取可能量は増えるらしいです。
(たまに症状が重すぎて、療法を行えない人もいるらしいけど)
それはつまり、今まではほんのちょっと誤食したらアナフィラキシー起してたのが、
少々の誤食では死ななくなる、そういうことなわけで。

やっぱり、やる価値は高いと思うの。
うまくいく確率だって6割あるし。

県立こども病院に行ったら、七夕の竹が飾ってあって、
願い事を書く短冊が置いてありましたよ。
かけられてる短冊にはみんな、治癒や健康を願う言葉。
「アレルギーが治りますように」って書いてるのもあったなあ。

あのー。
短冊でも絵馬でもそういう神仏関係って、
無理だとわかってる本当の願いは、書けないのね。
ムダな希望を持つより、実際を楽しむ方向にエネルギー使いたくて。
だけど今回だけは短冊に願いごと書いてきちゃった。

まぁ、これもダメ元。
治療受ける息子も大変だけど、見守る親も大変なわけで、
家族でタッグ組んで頑張るぞーと思ったら、
それなりにやる気も出たりしましたよ、と。
7日に王子見てパワー充填して、怒涛の夏に備えますぜ。

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