花見て一杯。
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「現実入門」(穂村弘)
M様、S様に教えていただいた本。
(S様ブログの感想文は必読です♪)
「極端に臆病で怠惰で好奇心がない性格」で、
「人生の経験値」が極端に低い作者・ほむらさんが、
美人編集者サクマさんと「現実体験エッセイ」に挑戦する、という内容。
献血・モデルルーム見学・占い・合コン・・・などなど、
オドオドした作者の不思議で的確なツッコミに爆笑しつつ、
気が付けば迷宮の中に引っ張り込まれていたりする。
エッセイの中に時折はさまれる、作者穂村さんの「現実」の恐怖と、
美人編集者とともに体験するほむらさんの「現実」の落差ったらない。
えーとね。
「化け物に気付いたら(気付いてることを化け物に知られたら)殺される」という、
ホラー小説を読んだことがあるですよ。
だから、化け物が枕元を歩いてても、必死に気付かないふりをしてなくてはいけないの。
ほむらさんにとっての「現実」は、その化け物のような気がする。
現実の経験値を積めば現実と戦えるんだろうか、
それとも、現実なんてのは一種の幻想にすぎないんだろうか?
・・・後者に1票。
ただ、私のほうが、ハッタリ力は上なんだろうなあ。
それから、怖い現実に気付かないフリをするのには、
きっと家族がいたほうがラクなんだろうなあ。
読み終わった後はこういう不思議な感覚に捉われてしまうんだけど、
読んでる最中にはゲラゲラ大笑いするしかなく、
(りそな姫最高!!!)
いろんな意味で「チクショーやられた!」って気分にさせてくれる本です。
歌集も読もうっと。うん。
M様、S様に教えていただいた本。
(S様ブログの感想文は必読です♪)
「極端に臆病で怠惰で好奇心がない性格」で、
「人生の経験値」が極端に低い作者・ほむらさんが、
美人編集者サクマさんと「現実体験エッセイ」に挑戦する、という内容。
献血・モデルルーム見学・占い・合コン・・・などなど、
オドオドした作者の不思議で的確なツッコミに爆笑しつつ、
気が付けば迷宮の中に引っ張り込まれていたりする。
エッセイの中に時折はさまれる、作者穂村さんの「現実」の恐怖と、
美人編集者とともに体験するほむらさんの「現実」の落差ったらない。
えーとね。
「化け物に気付いたら(気付いてることを化け物に知られたら)殺される」という、
ホラー小説を読んだことがあるですよ。
だから、化け物が枕元を歩いてても、必死に気付かないふりをしてなくてはいけないの。
ほむらさんにとっての「現実」は、その化け物のような気がする。
現実の経験値を積めば現実と戦えるんだろうか、
それとも、現実なんてのは一種の幻想にすぎないんだろうか?
・・・後者に1票。
ただ、私のほうが、ハッタリ力は上なんだろうなあ。
それから、怖い現実に気付かないフリをするのには、
きっと家族がいたほうがラクなんだろうなあ。
読み終わった後はこういう不思議な感覚に捉われてしまうんだけど、
読んでる最中にはゲラゲラ大笑いするしかなく、
(りそな姫最高!!!)
いろんな意味で「チクショーやられた!」って気分にさせてくれる本です。
歌集も読もうっと。うん。
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こっちか。
こっちにもうupされてたのね。
ほむらさんにとっての現実=怪物、わかる気がする~。
現実を見て見ぬふりできる私たちより彼のほうが、
現実の怖さと正体を本当はよ~く知ってるのかもね。
でも私も、二十代の後半くらいまで現実が怖かった、
というか現実的なことが大嫌いだったから、
ほむらさんの気持ちもなんとなくわかるなぁ。
でも二次元の世界では彼、とってもしたたかな気がする。(^_^;)
ほむらさんにとっての現実=怪物、わかる気がする~。
現実を見て見ぬふりできる私たちより彼のほうが、
現実の怖さと正体を本当はよ~く知ってるのかもね。
でも私も、二十代の後半くらいまで現実が怖かった、
というか現実的なことが大嫌いだったから、
ほむらさんの気持ちもなんとなくわかるなぁ。
でも二次元の世界では彼、とってもしたたかな気がする。(^_^;)