ファンタスティックフォー。

最初にタイトル見たときには、
懐かしいお笑い芸人さんのネタかと思いました。フォー！
次にタイトル見たときには、
ベトナムの米麺のＣＭかと思いました。フォー。
ま、どちらでもなく、マーベルのヒーロー映画なんですけども(^_^;)

息子はこれを見た後で、
「マーベルって『特別な力を持って敵と戦う』って話ばっかり？」
うんうん、それがわかれば大丈夫(笑)
アイアンマン、キャプテンアメリカ、ハルク、スパイダーマン、Ｘメン、
ぜーんぶそれだから。
ちなみにファンタスティックフォーは、
「宇宙船に乗っていた４人が未知の宇宙線を浴びて特殊能力を獲得し、
ヒーローユニットとして敵と戦う」話ね。

同じパターンばっかりなのにそれなりに面白楽しく見られるのは、
キャラ設定がしっかりしてるからでしょうか。
アイアンマンが元兵器会社の社長で天才物理学者兼エンジニア、
キャプテンアメリカは最古のヒーローで完璧な正義の味方、
ハルクは天才科学者が実験の失敗で力を得た悲劇のヒーロー、
スパイダーマンは人間的な弱さも抱えた若干ダークなヒーロー、
Ｘメンはミュータントという、人間に忌み嫌われる存在のヒーロー。

で、このファンタスティックフォーは、
（原作はどうだか知らないけど映画の中では）
お気楽４人組ヒーロー。
リーダーは天才科学者で真面目だけど、
ヒロインはリーダーの彼女（のちに妻）でセクシー金髪美女、
ヒロインの弟で能天気火の玉少年、
火の玉少年と口げんかばっかりしてる岩石男の４人。
うーん、どっかお気楽。

原作のマーベルコミックでは、
これらのヒーローが枠を超えて共闘したり、ときには戦いあったり、
そういうクロスオーバーを楽しめるそうです。
（アベンジャーズだってそういやそうだと思うけど）
だから、アイアンマンとハルクとファンタスティックフォーのリーダー、
誰が一番の天才か、とか、
アイアンマンと（制作違うけど）バットマン、どっちがお金持ちか、とか、
そういう比較して楽しむこともあるみたい。

んで。
この映画の火の玉少年役の俳優さん、
キャプテンアメリカの俳優さんでも、あるんだよね。

まーさーかこのお気楽な火の玉少年が、
あのクソ真面目なキャプテンアメリカと同じ役者さんとは・・・。
イメージが違いすぎるせいか、顔は同じなのに違う人にしか見えません。
さすが役者さん、すごいぞ。

しかしまぁ、
キャプテンアメリカとファンタスティックフォーのコラボって映画は、
現在のところは作れないんだろうなぁ。
ちょっと残念なような、いっそ見てみたいような。

「和菓子のアン」。

「和菓子のアン」（坂木司）
この作者さんの本は前にも読んで面白かったのと、
新聞の書評欄で好評だったのでセレクト。
やっぱりあたりでしたなぁ♪

ちょっぴり太目（つっても150cm57kg）の１８歳の女の子が主人公。
体型のせいで人見知り、まじめで責任感が強いけど、
人に本音を見せるのが苦手。
その子が、デパート地下の和菓子屋さんでバイトすることになって、
和菓子の魅力に目覚め、人間的にも成長してゆく、
「日常の謎」系のミステリー短編集。

なんつってもこのお店がいいです。
店長も、社員さんも、先輩バイトさんもいい人ばっかり。
更に、製品が美味しい。
おいしい商品を売るのは、店員さんにとっても幸せなことっすよ。
更に更に、本格的な知識を持った和菓子のお店であるのも素敵。
知識があると、売り子さんも自信持って応対できるってものです。

ひるがえって私の職場を省みれば・・
えーと、人柄はいいよ、うん。
スタッフ全員が「ここは働きやすい」って口をそろえるし。

味は・・自分の工場で作ってるお菓子は、美味しい。
・・・だけど仕入れたお菓子は・・・
とくにギフト用の詰め合わせは・・・
・・・私はお客様におすすめするときは、
さりげなーく自社製品に誘導しちゃうもんなあ。

あとは、知識。
・・・・・・・足りない・・・・。
きっちりしたマニュアルや教育がないし、
アルバイト主体だから仕方ないんだけど、
すべてについて浅すぎるっ！！！

やっぱりきちんと知識持たなくちゃダメよねー。
取扱い商品について誇りと責任もって売らなくちゃよねー。
もっと頑張らなくちゃよねー。
おっし。

というわけで、
なんだか自己啓発本のように読んでしまったのでしたが、
内容も面白かったですよ。
和菓子の魅力＆接客業の魅力＆日常の謎。
おすすめです。

吉井さんライブ。

おぼえてることだけツラツラ箇条書き。

・真ん中エリアの前から４列目という神席。
舞台に向かって右側だけど真ん中エリアだからほぼど真ん中。
むしろほんとの中央よりスペースがある分よく見える！！
あまりの良席にくらくらー。
私の後ろはすこしスペースを取って次の列になってるので、
ほんとに「中心エリア」って感じ。

・後ろの席には５歳くらいの男の子を連れたご一行様。
男の子が「ロビンちゃん、ロビンちゃん見える？ＭＵＳＩＣ歌う？」と聞いてる！

・隣の席のカップルの彼女、
「こんないい席ならもっとお化粧するんだった。絶対吉井さんに見えるじゃん」
・・・いやそれ言われたら彼氏の立場なくないか(笑)

・セトリは多分これhttp://www.setlist.mx/?p=23850とほぼ同じ、
アンコールのpainがPHOENIXになっただけ・・・だと思います。
でも、こんな順番だったかなあ。
なんか、いすゞさんはcall meより後だったような気がしてた。
それだけcall me の印象がすごかったってことなのかな。
まさか生で前から４列目で聴けるとは(T_T)

・去年は自分がパワーを反射・増幅する装置になった気がしたけど、
今年の吉井さんはコラーゲンのシャワーようで(笑)
音楽を体中にしみこませ、音楽の中で泳ぐ、跳ねる、
そういう感じがしましたん。贅沢ー！！

・アンコールは、みんななんとなく座って拍手しながら待ってたら、
（いや、それまでずっと飛び跳ねてたから、・・クールダウンを・・）
いきなりものすごい勢いで走って登場して、
「何座ってんだよ！」
・・・あああ、王子やりそうだこれ(笑)

・しかし踊って跳ねて足あげてくねくね動いて叫んで歌う、
ほとんどＭＣなし（ご自分でも言ってたけど(笑)）、
あれでほぼ私と同じ年齢とは・・・。
私、頑張る。
すでにまた筋肉痛きてるけど頑張る。

・ＷＥＥＫ　ＥＮＤＥＲとかビルマニアとかＶＳとか、
出勤時に毎日のように聞いてるんだけど、
やっぱり本物は違うなぁ、って感覚が。
出勤時にテンションあげるために聞いてるのはドリンク剤的効能で、
ライブで聴くのは整体的効能(^_^;)
本質に効いてる気がしますー。

・いすゞとノーパンは解釈を教えてもらったような気がしました。
いすゞさん、こういう歌だったのかぁ。
ノーパンは政治的な歌？？？
うん。真ん中でありたいんですけどね。

あああ、もっと聴いていたかったなあ。
幸せだったなあ。