空気を読めない女。

夜、ＴＶから離れない息子に
「いいかげんお風呂にはいりなさーい！」と言うと、
「お母ちゃん、今いいところだったのにー！！」と大ブーイング。
無視してお風呂に家族で入って、
「なんの番組だったの？」とたずねると、「女の人は空気読めないって番組」。
・・・・なんだそりゃ。

横で夫が、
「いや、脳の作りか何かのことで、別に悪く言ってるわけじゃないと思うぞ」
と、必死にフォローしようとするのがかーいいですわねぇ(-_-;)

実際には中年男性のほうがずっと空気読んでないと思うけどなぁ、とか、
不満がいろいろと胸中に湧いたりもしましたが、
よくよく考えると、・・・・空気読んでないわワタシ(^_^;)

なんたって、息子の動向に気を配るだけで精一杯。
しかも夫と息子、なぜか別に動くし同時に喋るし、
猫もお友達も加わったら、確実に脳の容量超えます。
場の空気よりも身近な動きが優先されるもん。
それに、多分、女の人は気を遣いすぎる。
空気を読もうとすると、読みすぎて固まってしまって、何もできなくなっちゃう。
（公式なんかそういう感じだと思うんだよねー）
動くために、わざと空気読まないことって、多いなぁ。

前に、田辺聖子さんがエッセイの中で、
孔子の言葉は中年女性にぴったりだって仰ってた。
「四十にして惑わず」のくだり、
生活に必死な中年女性が、いちいち思い惑ってるヒマなんかないって。

・・・・それってつまり、空気を読まずにわが道を行くってことですかね(笑)