花見て一杯。
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この映画、なんせ撮影は2年前。
理由もわからず公開が遅れ、やっと公開したかと思ったら劇場も期間も少ない少ない。
ネガティブにはなりたくないけど、昨今の実写化映画の叩かれ具合とかも相まって、
「駄作過ぎて版権から不許可が出たのかしら(>_<)」
なんてことも考えましたよ。
でも、心配ないです。面白いです。
大人の事情がなんであれ、作品や演技には関係ないです。
ただ、プロレス映画じゃないですね。これはヒーロー特撮映画。
監督ご自身が舞台挨拶で、
「アメリカのヒーローは変装、日本のヒーローは変身。日本のヒーローを撮りたかった」
って仰ってたし。
悲運を背負ったヒーローが、迷い苦しみながらも、
やっと手に入れた守るべき人・帰るべき場所を守るために戦いの場に身を投じるまでに至る、
ピュアな少年→迷う青年→ダークヒーローへと成長するまでを描く映画です。
んーと。
低予算映画、だと思います。
CGばしばし使って、最新の技術で造形した映画じゃないです。
だから、チープ感がただようシーンもあるし、惜しいシーンもある。
それを「プロレス」というアングラな題材とうまーくマッチさせてるとか、
特撮ヒーローもので馴染んだお約束を使うことで違和感を感じないとか、
多分、すごーくうまいんだろうなーって思いました。
最後のバトルシーンはほんとにヒーローものっぽかったんだけど、
パンフをみたらわざとそう撮ったみたいでしたし。
今回は歌舞伎町と六本木の二か所で見たんですが、
うん、これは歌舞伎町の上映、入れて正解。似合う。
それにしても、監督、瑛ちゃんの美しさをわかってるなあ。
見られる環境にいる皆様、ぜひご覧ください。
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