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新聞の書評欄で見かけて以来、気になってた本ですが、
お友だちからも改めて教えていただき、ようやく読む機会を持ちました。
・・っても、まだ読み終わってないけどもー。
なんせ16巻もあるんですもの。
物語の舞台は紀元前3万年、
ネアンデルタール人によって育てられたクロマニヨン人の少女エイラが主人公。
彼女が育った氏族の集落から追われ、自分と同族の人間を探し、
差別や偏見と戦いながら誇り高く生きるエイラがかっこいいのなんのって。
彼女のつれあいとなる男性も登場するのですが、これもまたかっこいい。
途中からは多分本1冊につき5,6回はえっち描写があるのですが、
ま、まぁ、種族の違いをテーマにしたら生殖は避けられないもんなぁ。
しかし元気だぞさすがマンモスも食べちゃう肉食系男女。
この本はどうやら私が読んでるのは2度目の翻訳で、
最初に翻訳されたのは抄訳であったようです。
若年層向けに翻訳されたので、性描写は控えられたご様子。
・・・・えーと、何がどれだけ残ったんだろう(^_^;)
全然関係ないんですが、
私が大好きだったTVゲームに「クロノ・トリガー」ってのがありました。
主人公が時間旅行をしながら仲間と知り合い、真の敵を倒すストーリーで、
音楽もよくてストーリーもおもしろい良ゲーム。
原始時代で仲間になるメンバーに「エイラ」って子がいるんですが、
名前の由来はこの本のエイラちゃんだったそうです。
おおお、なるほどなあ。
時代的には抄訳のほうしか翻訳されてないはずだけど、
それでも人気あったんだなあ。
関係ない話もうひとつ。
職場では最近の若者言葉なのか、「それは新しいね」って言葉をよく聞きます。
全面アニマルプリントされた服をお召しのお客様みたときも、「新しいね」。
(いや、たしかにあれはすごかったけども。何十頭いたんだろあの牛)
本に夢中になったワタクシ、
つい職場でもこの本のことを話題にしてしまいました。
「ネアンデルタール人に育てられたクロマニヨン人の少女の話なの!」
「それは・・・古いね」
確かにっ(笑)!!!