最近読んだ本。

「誰か」（宮部みゆき）
「小暮写真館」（宮部みゆき）

最近はとんとご無沙汰してた宮部みゆきさん。
時代物が少々苦手だったのもあるけども、
この人の厳しさもちょっと重く感じられたりもしたのでした。
誰もが持つような小さな悪意がどんどん持つ人を追いつめてゆく、
非常に自分にあまーいワタクシには、少々耳が痛かったわけです。

先月、鹿児島からの帰路に読む本がなく、
仕方なくキヨスクで買ったのが「誰か」。
・・で、やはり面白いんですよこれが。ほんっとに面白いんですよ。
続きの「名もなき毒」も読みたくなって本屋さん行って、
だけどちょっと前の本だからもう置いてなくて、
代わりに買ったのが「小暮写真館」。

あー。面白いなほんとに。
主人公友人のお父さん「物体Ｘ」、
それが何に見えるかって話が、そう来るか。
ああ、そう言われちゃったら、もう諦めるしかないもんなあ。

宮部みゆき論等をきちんと読んだことがないので主観で失礼しますが、
この方の本でいつも心に残るのが、毒のある親、兄弟、親戚。
絆が柵になり、束縛になり、とげになり、毒になり、
関係がどんどんいびつになっていって、それでも日々を過ごしてゆく、
それを「日常」と受け取るか「恐怖」と受け取るか、
その判断をゆだねられてるのがまた怖い。

だけど、「小暮写真館」では、非常にスッキリしたのでした。
そういうのもアリだよね。

さてー。
これを機に宮部世界にもう一度入ろうかしら。
「名もなき毒」も読みたいし、「模倣犯」も読み返したい。
・・・だけど。
体力要るんだよね・・。

妄想２。

というわけで、
「私が王子に夢をかなえてもらうとしたら何がいいか」妄想。
つーかこの妄想、多分今までに数百回くらいしてるけど(^_^;)

一番したいのはですね、
「お友達みんな（多分総勢20人くらい？）でお喋り！！」
とにかく私が知りたいのは王子の内面なわけですよ。
喋らせたい。王子自身のことを！
みんなで喋ればついぽろっと内面がこぼれることも多いはずっ！！

とは言え、何もない状況で「はい喋ろう」ってもムリだから、
何か王子の食いつきそうな話題が必要でしょうね。

うーん。
「お兄さんのお子様、いくつになりましたー？」とか。
これなら私たち全員子持ちとして話題に乗れそうな気がする。
・・・でもなんかかなりテーマとして間違ってる気もする。
年齢差や世代差をわざわざ実感してどうするんだ。

「今の時期、何植えてますー？」とかはどうだろう。
いや待て1月は厳寒期。何も植えないよ普通。
それに大体私には園芸の知識が少なすぎるし、
仮に予習していったとしても王子に勝てる気がしない。
それにそれに、私が知りたいのは多分園芸の知識じゃないと思うっ！！

「都知事選」・・・わたし宮城県民だもん。知らないもん。
それに、政治と宗教の話題を避けるのは、そういう場のお約束だと思うもん。

ああああ。
妄想の中でも共通項が少なすぎるー(>_<)

妄想。

「頭ぽんぽんは嬉しいか」というテーマについて考察。

前提：
①息子は嬉しいらしい。
②たまーに息子がしてくれるけど、
「目上に対して失礼でしょ！」と叱りつつも実はちょっと嬉しい。
③夫にされたら特に嬉しくない。
「あ、そのまま脳天指圧してー」とかになる。
④他人にされたら断固として嬉しくない。

王子が頭ぽんぽんするとしたら：
①自分の髪質や白髪が心配だからあんまり嬉しくない。
②王子が自発的に（対等の立場の人間に）頭ぽんぽんすると思えない。
（子どもならアリだと思うので、我が子がされたらきっと嬉しい）
③上記の理由により、王子が他人にしててもあまり羨ましくない。

王子「に」頭ぽんぽんできるとしたら：
①なんかいろいろ怖い。髪量とかそういうのが。
②間違いなく王子は迷惑がると思うので、あんまりやりたくない。
③崩れた髪型をどう修正していいかわからない。

結論。
・・・私が選ぶなら別の夢がいいな(笑)！