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本屋さんで新刊が出るのを楽しみにしてたんだけど、
PCも携帯も普及してなかった時代、
新刊がいつ出るのか、いつ文庫になるのか、まーったくわかんなく。
いつのまにかご無沙汰してて、気が付けば20年。
こないだ、地元の本屋さんでシリーズの新作文庫を見たとき、
まだ続いてたんだああああ!!とショック受けました。
読んでない20年の間に何冊の本が出てたんだか(>_<)
すぐ買える量でもないので、悩んでおりました。
ところが、他の本を探す用事で近所の図書館に行ったら・・あったよ!!
ヴィクシリーズ、読んでないところからそろってたよ!!!
なんで今まで気づかなかったかなあ。
20年ぶりに読むシリーズはですね、
主人公のヴィクが相変わらずパワフルでホットで正義感にあふれ、
ハードボイルドなフェミニズムで戦ってました。
私が20歳で読み始めたころに30代半ばだったけど、
この本では40歳の誕生日を迎えてました。
あ、ずいぶん前に追い越しちゃってたんだな、私。
私はヴィクのように生きたかったんだけど、ずいぶん変わっちゃったなぁ。
あの頃見てたものは、扉のいくつ向こうに置いてきたかなぁ。
私は48歳で結婚してて息子も一人いて、
接客業のパート勤務で毎日バタバタしてて、
生活とかいう言葉はすっごーく重たかったり責任あったりして、
それは全部もう変えることができないんだけども。
私は自分の夢を、息子とか小説の中とか王子とか、
そういう他者にゆだねるしかない部分も確かにあるんだけども。
いやしかし、自分の内面とかささやかな生活とか、
そういうものを錆びさせるのはまだ早いぞ。
まだまだホットに生きられるぞ。
そんな気がしてきたりもして。
新聞の書評欄で見かけて以来、気になってた本ですが、
お友だちからも改めて教えていただき、ようやく読む機会を持ちました。
・・っても、まだ読み終わってないけどもー。
なんせ16巻もあるんですもの。
物語の舞台は紀元前3万年、
ネアンデルタール人によって育てられたクロマニヨン人の少女エイラが主人公。
彼女が育った氏族の集落から追われ、自分と同族の人間を探し、
差別や偏見と戦いながら誇り高く生きるエイラがかっこいいのなんのって。
彼女のつれあいとなる男性も登場するのですが、これもまたかっこいい。
途中からは多分本1冊につき5,6回はえっち描写があるのですが、
ま、まぁ、種族の違いをテーマにしたら生殖は避けられないもんなぁ。
しかし元気だぞさすがマンモスも食べちゃう肉食系男女。
この本はどうやら私が読んでるのは2度目の翻訳で、
最初に翻訳されたのは抄訳であったようです。
若年層向けに翻訳されたので、性描写は控えられたご様子。
・・・・えーと、何がどれだけ残ったんだろう(^_^;)
全然関係ないんですが、
私が大好きだったTVゲームに「クロノ・トリガー」ってのがありました。
主人公が時間旅行をしながら仲間と知り合い、真の敵を倒すストーリーで、
音楽もよくてストーリーもおもしろい良ゲーム。
原始時代で仲間になるメンバーに「エイラ」って子がいるんですが、
名前の由来はこの本のエイラちゃんだったそうです。
おおお、なるほどなあ。
時代的には抄訳のほうしか翻訳されてないはずだけど、
それでも人気あったんだなあ。
関係ない話もうひとつ。
職場では最近の若者言葉なのか、「それは新しいね」って言葉をよく聞きます。
全面アニマルプリントされた服をお召しのお客様みたときも、「新しいね」。
(いや、たしかにあれはすごかったけども。何十頭いたんだろあの牛)
本に夢中になったワタクシ、
つい職場でもこの本のことを話題にしてしまいました。
「ネアンデルタール人に育てられたクロマニヨン人の少女の話なの!」
「それは・・・古いね」
確かにっ(笑)!!!
同期や後輩にもいたし、なんたってマンガも大好きなもんで。
「エロイカより愛をこめて」とかね、今でも読みますですよ。
先日、ふと「パタリロ」を読みたくなりました。
「パタリロ」には、バンコラン少佐という登場人物がいます。
ゲイの達人で美少年専門、謎の眼力で狙った少年は必ず落ちる。
マライヒという美少年を恋人にしてて、ほぼ夫婦のようです。
マライヒを実写化するとなったら誰だろうなー。
線の細い、女の子のような巻き毛の美少年。
うーん、王子はムリかなー。
で、気が付いたのですが、バンコラン少佐は27歳。マライヒ18歳。
・・・王子、バンコランより年上になってたよ・・・。
ちょっとびっくり。
んで、つい、
「現在の王子と10年前の王子が並んで立ってるとこ」を想像しちゃいました。
10年前ったら、UHA味覚糖のCMの頃ですね。
現在の王子とあの頃の王子が並んで立って・・
うん。
私、腐女子の素質はあると思う。
道を踏み外さなくてほんとによかった。